大阪人
地方にはいわゆる郷土雑誌みたいなものがたくさんありますが
大阪にもあります。
大阪人です。
実は、恥ずかしながら、今回帰省するまでこの雑誌の存在を知りませんでした。
地下鉄で目にしたポスターの「福島」(地元)の文字に引かれて即購入。
いやーーーおもしろかった。
しってるお店がわんさかで知らない福島が満載でした。
子供のころ、よく現像を出しにいった
カメラやのおばちゃんがおばあちゃんになって
おっちゃんはおじいちゃんやけど
相変わらずおばちゃんよりだいぶ若く見えた。
子供のころ通った近所の風呂屋は、とっくの昔に
経営者が変わっていて
その経営者はどっかの風呂屋から数えたら
三代目さんで
昔とおんなじ名前で
その風呂屋を営業していることもしった。
この風呂屋の向かえに
松下幸之助が
最初の店を出したこともしった(って書いてたような)
中学校のころの先輩が、頭を少しうすくして
立ち飲み屋紹介のページで
楽しそうに生ビールで乾杯してた。
福島の駅前が占いストリートとして
週末にぎわってるなんて、だれが想像したやろか。
そして、そして一番感動したのが
野田阪神の駅前の昔の写真を見たこと。
現在の野田阪神の駅前は昔はこんなロータリーになってました。
この写真は昭和36年頃(って書いてた気が)の写真ですが
私が5歳ぐらいまでは同じような景色だったきがする。
チンチン電車も走ってた。
踏切もあった。
週末(いや毎日だったかも)の夕食後
父親に
「ブラブラ(散歩)いこ〜や!」
私と二つ下の妹と駅前までの散歩をねだってました。
(実は、妹が隣にいたかどうかの記憶は定かではないが)
ブラブラの目的は、ここのロータリーにある屋台。
数にすると5件もなかった気がするけど
金魚すくい、ヨーヨーつりと
すんごい楽しかったな。
うちの実家は商店街の外れにあったので、家を出るとすぐ
ずらりと商店が立ち並び、途中の野鳥や?みたいな
鳥とか小動物を売る店をのぞくのがすんごいたのしかった。
写真てすごいね。いろんな忘れてた記憶が
どんどん出てくる。
(まあ、自分で都合良く作り上げた記憶もあるが)
まあ、何が書きたかったかというと
読んだら終わりじゃなく、
ずっと家においておきたいなと、思ってもらえるような
いい雑誌をつくらなあかんな、ということ。
これは大阪出身とか
沖縄出身とか関係なく
雑誌を作る編集者として。
そして沖縄に根ざした雑誌を目指している以上
沖縄の家庭においてもらえるような雑誌をつくらなければ。
momotoは22日発売です。
県民の合い言葉!
「一家に一冊momoto」
目指してがんばりますので
これからもよろしくお願いします。
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